ウッズ・オブ・ウィンザーのトゥルー・ローズ。2002年発売の女性用香水です。

香水におけるバラの香りとは、化学合成された香りであることが多いもの。なぜなら、一つのバラの花から抽出できる香油は非常に少なく、したがってコストが大きくなるからです。これはどのフローラルでも言えることですが、特にローズ香において顕著なようです。

さて、200年の時を経て奇跡的な復活を遂げたエリザベス一世期の香料会社、Woods of Windsorのトゥルーローズは、合成香料ではなく天然のそれを用いた、まさしく本物のバラの香りです。これは偶然発見された今ブランドの香料資料を忠実に再現するコンセプトのラインナップからすれば当然のことのようですが、今ではこのような本物志向は珍しいものとなっています。まさにシンプルの頂点のようなシングル・ローズ香は、香水を極めて一回りした玄人の方に愛され続けております。

ふくよかで芯の強いバラの香り、これは一度はお試しいただきたい逸品です。ボトルも実に優雅な造りです。

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ウッズ・オブ・ウィンザー、トゥルー・ローズ