イギリスのレディス・ウェア・ブランド「ゴースト」。1984年にターニャ・サーネによって立ち上げられ、1990年代に人気に火が付きました。現在は本国よりも主にニューヨークを拠点としているようです。ターニャ・サーネは2008年にイギリスに「ハンドゥリトゥン」というブランドも新たに立ち上げて、意欲的な活動を行っています。
こちらはそんなファッション・ハウスのフレグランス・ラインから、2009年に発売されたレディス香水です。ゴーストというブランドの一般的な知名度を一手に担う、ファースト・レディス香水「ゴースト」のニュー・アレンジ・ヴァージョンとなっております。
オリジナルのフロスティ&ファンタスティック・クールな情感とは一味違う、明るく華やかなフルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: オレンジ、パイナップル、ブラックカラント、メロン、グリーンアップル、レッドアップル、シーブリーズ・アコード、シャンパンなど
- ミドル: ヴァイオレット、ローズ、フリージア、ジャスミン、ラズベリー・リーブス、スズランなど
- ラスト: ピーチ、サンダルウッド、キャンディド・ラズベリー、ベチバーなど
プロデュースは、アナスイやエスカーダ、ヒューゴ・ボスなど数多くの一流ブランドのフレグランス・ラインを抱えているP&G Prestige Beauté。初代ゴーストから10年近くが経過して、いくつものファミリーが誕生しましたが、今回は一番あか抜けた印象で、ガールズ・フレグランスの王道を行く香りになっていると思います。カジュアルなシーンであれば、オールシーズンでデイリーユースできそう。
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