ケンゾーのフラワー・バイ・ケンゾー

第29回FIFI賞 スター・オブ・ザ・イヤー(ヨーロッパ女性部門)。

高田賢三は引退してしまいましたが、フレグランス・ラインは健在です。特に今作はフローラル・ノートの傑作として、今も尚その人気は衰えることを知りません。コンセプトは「都会に咲く一輪の花」。群集の中の無個性から脱却し、己が己の個性を発揮しましょう的な考えに基づいて創られた香水です。

西洋さんざし(ワイルド・ホーソーン)、ブルガリアンローズ、スミレ、ヘディオン(ジャスミン香の化合物)、シクロサル(これも化合物)、オポポナクス、カシア(シナモン香の樹木)、ホワイトムスク、バニラなど、モダンな成分からなる澄み渡るようなフローラル香。

調香はアルベルト・モリヤス。ボトル・デザインはセルジュ・マンソー。ポピーの一輪差しのようなシャープなボトルも秀逸ですね。

楽天最安値は↓

ケンゾー、フラワー・バイ・ケンゾー